このたびの東日本大震災で被災された方々に心からお見舞い申し上げます。
新しい表現の会では被災者の皆様に微力ながらも協力させていただきたいと考え、チャリティートクショーを企画いたしました。
3月12日(土)に開催する予定だったトークショーが中止となったため、再度チャリティーという形で実現しようと考えました。
以下、そのイベント概要です。
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新しい表現の会が企画するトークショー「Tokyo Golden Talk」の第3弾が決定しました。
今回は心理学という観点からの話題です。
大橋幹夫の「色彩と心理学 ー現代に生きるゲーテの色彩論ー」
モノには色があり、逆に色からモノそのものやそのイメージを連想することは日常的現象であり、従って色彩は現に存在すると考えるのが私達の常識です。ところが、こと色彩科学となると、必ずしもそれが常識でなく、色彩は光線の屈折によってあらわれる錯覚で「光線には色がない」という、17世紀以来のニュートンのプリズム実験による光学考察の考え方が根強く残っているのです。それに対して現象学的あるいは心理学的視点から、色彩を実在ととらえ、色彩の内面性ならびに本質(根源現象)にまで展開したのが18~19世紀のゲーテで、現在のアート世界におけるカラーサークルや色彩調和等の考え方に大きな影響を及ぼして・・・。
開催日:2011年4月23日(土)
OPEN:15:30
START:16:00
会費:1,200円(ドリンク付き)
講師:大橋幹夫
講師プロフィール:東京出身。東京大学法学部卒業後、石油開発ビジネスで中東に駐在中イスラム社会・文化・宗教のフィールドワーク。石油会社CEO、教育研究所理事長、ユング心理学者林道義氏主宰「日本ユング研究会」インストラクターを経て、6年前に「ユング心理学研究会」を設立・主宰。ユング思想の普及と学際交流を目的にセミナー等で活躍している。
場所:游龍の館 EX-LOUNGE 渋谷区神宮前4-24-5
狭い会場のため座席数が限られておりますので、ご予約をお勧めします。
混雑の際には立ち見の可能性がございますので、あらかじめご了承下さい。
ご予約は以下のメールアドレスよりお願いします。
newexpressionfromasia@gmail.com
※今回のイベントの収益は日本赤十字社に寄付させていただきます。