〜民族芸術としてのシャーマニズム〜
2016年4月22日(金) 19:00開場 19:30開始
第一部:講義 黒川五郎(芸術教育学者、茶道家、哲学者)
第二部:対談 黒川五郎、金 大偉(音楽家、映像作家)
★講義概要:
今回のセミナーでは、文化人類学者としても著名なレヴィー・ストロースが、1960年代に哲学者サルトルと対峙しつつ主導した構造主義 ――この万華鏡にも比すべき野生の神話的思考の視点から 、民族芸術の原点としてのシャーマニズムを考察して行きます。 特にその卑近な事例として 金大偉監督作品映像「ロスト・マンチュリア・サマン」の随所にほとばしる“野生の思考”を辿りながら、その深層に流れる現代社会に対するメッセージ性の解明の手がかりとして、議論を展開できればと思います。
◉黒川五郎 Kurokawa Gorou 略歴:
芸術教育学者、茶道家、哲学者。慶応大学文学部卒業後、教職の傍ら人間形成の芸術論(WINGED CROSSING)を着想。教育哲学会での研究発表が好評を博し、青山学院大学講師等を兼任。現在、茶道をポスト・モダンのアートとして展開する、ティー・セラピー・スタジオ 芸術教育学研究所所長。裏千家茶名:宗五。
著書・論文:『新しい茶道のすすめ』(現代書林)他多数。
http://tea-therapy.com
◉金 大偉 Kin Taii 略歴
中国生まれ。来日後、独自の技法と多彩なイマジネーションによって音楽、映像、美術などの世界を統合的に表現。様々な要素を融合した斬新な作品を創出している。音楽CDや映像監督作品多数リリース。
会費 2,000円(ドリンク付)
主催・企画:新しい表現の会
場所:游龍の館 EXLOUNGE
http://www.facebook.com/exlounge
渋谷区神宮前4-24-5 2F 表参道&原宿よりそれぞれ徒歩7分
TEL 03-3479-7208(当日のみ)
ご予約・お問い合わせは以下のメールアドレスよりお願いします。
newexpressionfromasia@gmail.com
会場の座席数が限られておりますのでご予約をお勧めします。