2018年12月14日(金) TOKYO GOLDEN TALK 第23弾「統合社会芸術の覚醒」~アートと社会空間におけるライフデザイン~


「TOKYO GOLDEN TALK」第23弾
「統合社会芸術の覚醒」
~アートと社会空間におけるライフデザイン~

2018年12月14日(金) 19:00開場 19:30開始

トークショー:黒川五郎(哲学者、茶道家)、金 大偉(音楽家、映像作家)

●講義概要:
AIバブルに沸き立つ現代の社会空間の陥穽が、都市生活者の本来的な生の意味を侵食しつつある今、むしろ我が国の風土に潜在する最古の土器を制作した縄文以来のナチュラルでセラピューティックな道(タオ)としての侘び茶道や、アジア周辺の未開民族の中にかすかに残存するシャーマニズムの再生を図る統合アートの在り方から、誰もがアーティスティクなライフスタイルを構築しうる生活芸術の可能性を追求すべきではないか。今回のセミナーでは、この様な民族としての自己創造を探求し、統合社会芸術の覚醒を目がけるまなざしから、例えばレヴィー・ストロースの野生の“交差的”な思考(神話論理の基本定式)やシンクロニシティ等の問題領域、或いは、それに先立つフッサールやメルロ・ポンティの現象学の身体性の地平/パースペクティヴが交錯する豊饒な万華鏡的な議論を現出できたらと思います。

●黒川五郎 Kurokawa Goro:
哲学者/茶道家:慶応大学文学部卒業後、教職の傍ら人間形成の芸術論(WINGED CROSSING)を着想。教育哲学会等での研究発表が好評を博し、青山学院大学講師等を兼任。現在、茶道をコンセプチュアル・アートとして展開する、ティー・セラピー・スタジオ 芸術教育学研究所所長。裏千家茶名:宗五。著書・論文:『新しい茶道のすすめ』(現代書林)他。 Tea Therapy Studio ティー・セラピー・スタジオ 芸術教育学研究所

●金 大偉 Kin Taii :中国生まれ。来日後、独自の技法と多彩なイマジネーションによって音楽、映像、美術などの世界を統合的に表現。様々な要素を融合した斬新な作品を創出している。音楽CDや映像作品多数リリース。最新CDは『マンチュリア サマン』、著書『光と風のクリエ』発売中。kintaii.com

会費:2,000円(ドリンク付)
主催・企画:新しい表現の会
場所:游龍の館 EXLOUNGE
渋谷区神宮前4-24-5 2F
表参道&原宿よりそれぞれ徒歩7分
TEL 03-3479-7208(当日のみ)

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