TOKYO GOLDEN TALK 第21弾 2016年11月18日(金) 倉林 靖の「「私の」中世・ルネサンス音楽入門 ~グレゴリオ聖歌からルネサンス・ポリフォニー音楽まで~」


「私の」中世・ルネサンス音楽入門
~グレゴリオ聖歌からルネサンス・ポリフォニー音楽まで~
2016年11月18日(金) 19:00開場 19:30開始
第一部 ● 講義:倉林 靖(美術評論家・音楽評論家・リコーダー奏者)
第二部 ● ミニ音楽ライブ:金 大偉(バンドネオン、他)、倉林 靖(リコーダー)

概要:
ヨーロッパの中世・ルネサンス音楽は、知られざる美の宝庫です。20世紀に古楽全般が復興されるに伴い、声楽・器楽ともに、当時の慣習に則って演奏することが活発に行われてきました。現在、私が評論活動の傍ら取り組んでいるリコーダー演奏の教育・実践においても、これらの時代の音楽は、ソロ・アンサンブルともに重要なレパートリーになっています。また、作曲家アルヴォ・ペルトの作品にみられるように、この時代の音楽が現代音楽の創作に大きな影響を与える、ということもますます頻繁にみられるようになっています。今回は、あくまで「私の」私的な見地から、ということですが、グレゴリオ聖歌からノートル・ダム楽派、ルネサンスのポリフォニー宗教曲への流れ、あるいは世俗の器楽音楽の様子を、音楽を聴きながら、ざっと追体験していってみたいと思います。

倉林 靖: Kurabayashi Yasushi 略歴
美術評論家、音楽評論家。1960年群馬県生まれ。青山学院大学文学部史学科卒。1986年、美術出版社主催「芸術評論」募集で第一席入選。以後、評論活動を開始。近著に『岡本太郎と横尾忠則』(新版、ブックエンド、2011)、『震災とアート』(ブックエンド、2013)など著書多数。現在、武蔵野美術大学・東京造形大学・専門学校桑沢デザイン研究所等で非常勤講師。また音楽評論家としては雑誌『音楽現代』に毎月寄稿中。リコーダーは大竹尚之氏に師事。国内のワークショップでワルター・ファン・ハウヴェ氏のレッスンを数回受講。近年、教育・演奏活動も活発に行い、宮地楽器の小金井、吉祥寺、国立、小平、ららぽーと立川立飛の各店でリコーダー教室講師を務めている。

金 大偉: Kin Taii 略歴
中国生まれ。来日後、独自の技法と多彩なイマジネーションによって音楽、映像、美術などの世界を統合的に表現。音楽CD『新・中国紀行』(’00)、『 龍・DRAGON 』(’00)。中国納西族をテーマにした『 東巴TOMPA.』シリーズや『火風水』(’12)、『冨士祝祭』(’14)など18枚発売。映像監督作品は『海霊の宮』(’06)、『花の億土へ』(’13)など多数。

会費:2,000円(ドリンク付)
主催・企画:新しい表現の会
場所:游龍の館 EXLOUNGE
http://www.facebook.com/exlounge
渋谷区神宮前4-24-5 2F(表参道&原宿よりそれぞれ徒歩7分)
TEL 03-3479-7208(当日のみ)

ご予約・お問い合わせは以下のメールアドレスよりお願いします。
newexpressionfromasia@gmail.com
会場の座席数が限られておりますのでご予約をお勧めします。

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