TOKYO GOLDEN TALK 第15弾 2014年11月26日(水) 白田信重の『「これは芸術ではない」 ~ ユングとアートとのねじれた関係 ~』


「TOKYO GOLDEN TALK」第15弾
「これは芸術ではない」
~ ユングとアートとのねじれた関係 ~

C.G.ユング(1875-1961)はスイスの精神医学者ですが、神話学、東洋思想、キリスト教、錬金術など幅広い分野で研究を行い、現代のカルチャーに大きな影響を与えました。このユングは、様々な表現媒体を通して表現を行った表現者でもあります。文学的な著作を書き、イメージ豊かな絵画を描き、石工の資格をもって石を積んで家を建て、様々な石材彫刻を残しています。
ユングの思想と表現は、文学者たちや芸術家たちから広く注目され関心が持たれてきましたが、実のところユングと芸術との関係は必ずしも単純なものではありません。ユングは、自ら制作した絵画や彫刻について、生涯「これは芸術(アート)ではない」と言い続けました。著作の中では、芸術家に 対する厳しい意見も散見されます。そこでユングが何を意図していたのか、その点を明らかにすることで「芸術とは何か」という問いかけに繋げていきたいと思います。

2014年11月26日(水) 19:00開場 19:30開始
第一部: 講義:白田信重(ユング心理学研究家)
第二部: 対談:白田信重  金 大偉(アーティスト)

白田信重 Hakuta Nobushige 略歴
1965年、東京・浅草生まれ。早稲田大商学部卒。浅草で100年の老舗石材店「白田石材店」代表取締役社長。大学在学時に学内のユング心理学研究会サークルに参加してユングを読み始める。ユングの翻訳者であり研究者である林道義氏の主催していた日本ユング心理学研究会に長らく参加し、ユング思想について学ぶ。現在、東京・中野におけるユング心理学研究会会長代行。

金 大偉 Kin Taii 略歴
中国生まれ。来日後、独自の技法と多彩なイマジネーションによって音楽、映像、美術などの世界を統合的に表現。音楽CD『新・中国紀行』(’00)、『 龍・DRAGON 』(’00)。中国納西族をテーマにした『 東巴TOMPA.』シリーズや『火風水』(’12)、『冨士祝祭』(’14)など18枚発売。映像監督作品は『海霊の宮』(’06)、『花の億土へ』(’13)など多数。

会費:1,800円(ドリンク付)
主催・企画:新しい表現の会
場所:游龍の館 EXLOUNGE
http://www.facebook.com/exlounge
TEL 03-3479-7208(当日のみ)
渋谷区神宮前4-24-5 2F
表参道&原宿よりそれぞれ徒歩7分

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newexpressionfromasia@gmail.com

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