7月11日(月)に開催いたしましたシルク・ドゥ・ソレイユに出演中のロン・キャンベルさんを講師としてお迎えしたマスクパフォーマンスワークショップは無事終了いたしました。
参加していただいた皆様、誠にありがとうございます。
27人が四谷三丁目にある会場のOne Kitchenに集まり、熱気と興奮に包まれたワークショップとなりました。
その模様の写真を何枚か紹介したいと思います。
会場内にはロンさん自身が製作したマスクや世界各地で集めたマスクが展示されました。
このマスクがこの日のワークショップで活用されることになります。
まずは自分の体から発せられる色を感じることからワークショップが始まりました。
ここで普段は意識することのない自分の体を意識することにより、身体性の感覚をつかみます。
次に体と音の同時感覚を得るために、自己紹介を体の動きと声の出し方を意識しながら行います。
歌うようにする方、フランス人のようにやる方、はにかみながらやる方とそれぞれの個性が出てきました。
ロンさんのトークもどんどん熱を帯びてきます。
次にマスクを使ったパフォーマンスのレクチャーとなります。
まずは顔のないマスクをかぶり、体の動きだけで様々な感情を表現します。
表情がない中でも感情表現は難しいように感じますが、今回の参加者はレベルが高い!
ロンさんが出す難題を次々にクリアしていき、会場が和やかな雰囲気に包まれます。
次のマスクは表情がついたものです。
表情は固定的なのですが、先程の顔がないマスクを使ったパフォーマンスを応用すればすぐに様々な感情表現が可能となってしまうのです。
その様子を動画でご覧ください。
その後は舞台の左側と右側で一人で天使と悪魔を演じ分けるパフォーマンスや、
体の一部の感情を固定したまま、別の一部の感情を変化させるという高度なパフォーマンスの実践を行いました。
最後にロンさんのマスクコレクションについてスライドショーを見ながらのレクチャーが行われました。
世界各地にあるマスクですが、地域の違いを越えた普遍性がそこに内在されていることに大きな驚きを感じました。
マスクが持つ不思議な力と自分自身が持っている表現の力が合わさることによって、今まで見たことのない力がパフォーマンスに宿ることをまざまざと実感することができたワークショップとなりました。
1時間半のワークショップの予定でしたが、最終的には2時間40分!
長時間に渡るワークショップでしたが、最後は皆さん笑顔で終えることができました。
講師のロン・キャンベルさん、参加者の皆様、そして会場のOne Kitchenのオーナーのタクさん、本当にありがとうございました!
最高にエキサイティングで、最高に楽しいワークショップになりました!